お知らせ

最終選考会の報告

2018.4.11

2018年1月18日、東京都内の会場で行われました。

 まず選考委員が、現地審査を行った11の作品・活動について、ひとつひとつ現地審査の際に撮影した写真を映しながら報告を行い現地審査を踏まえての意見を述べます。その後、現地審査に赴かなかった選考委員からの厳しい質問に答えながら、審査対象の作品、活動について分析していきます。
 構造計画についての問題の指摘や、木材品質に関する指摘は、木造建築の基本姿勢が問われます。最終審査まで残った作品は多くは定量的なデータに基づく木材調達がなされていないものもあり、まだまだ求められるレベルに至っていないとの厳しい意見もありました。
 このように、最終審査に当たり応募者(設計者)の意図や認識、そしてその意図を超えた効果、もしくは問題点や課題など、選考委員の多角的な視点でもって掘り下げていく議論の経緯は、限られた時間ではありますが、実りある時間であると感じました。

 最終選考の結果、木の建築大賞は「香美町立村岡小学校・村岡幼稚園」に決まりました。二次審査時でも議論にあがった林業問題、木材調達、木材品質、建築性能、建築空間の質という評価の軸を、総合的に捉え、単なる建築物としてだけではない、それを生み出すプロセスも評価に入れた結果であると思います。「木の建築賞」は作品と活動とを分けて募集しているものの、作品の中にも活動の要素が内在することを求められていることが、「木の建築賞」の誇るべき特徴であると思うのです。
 最後に、安全で幸せに暮らせる住宅を、幼児や子どもの施設を、働く空間を、そして高齢者の施設、障害者の施設を、森林資源である木材を利用した「木の建築」で実現できる可能性が、「木の建築賞」の議論を通してリアルになり、明るい未来に何らかの形でつながっていくことを願うところです。

木の建築賞選考委員長 三澤文子

二次選考会の報告と現地選考会の案内

2017.11.27

10月28日、一次選考を通過した21組の応募者が金沢市片町に集まり、木の建築賞のメイン企画である二次選考会(プレゼンテーション大会)が行われました。

二次選考会は応募者による10分間のプレゼンテーション+選考委員や会場に集まった参加者による質疑応答の形で行われ、10:30から始まり17:00まで繰り返し行われました。応募者のプレゼンテーションは熱がこもったものが多く、どれも見ごたえ聞きごたえのある作品ばかりでした。プレゼンテーション終了後、選考委員や応募者、そして参加者による投票が行われ、その場でメンバーズチョイス賞が決定しました。

メンバーズチョイス賞は『CLT cafe』の内海さん、『かしも木匠塾』の佐々木さん(応募者:中島大地さん)です。おめでとうございます。そして今回のプレゼンテーションを振り返りながら選考委員と応募者による統括討論会が行われました。統括討論会は、構造や防火、環境や意匠などのカテゴリー別に、プレゼンテーションではわかりにくかった部分に再度質問がなされ、応募者と選考委員のさらに突き詰めた討論が1時間に渡って行われました。討論会のあとはいよいよ二次選考通過作品が選出されました。投票箱を見ながら選考委員が話し合い、11作品・活動が選ばれました。

二次選考を通過した作品・活動は三次選考に進み、現地審査が行われます。現地審査は選考委員2名による公開審査の形で行われ、一般の参加者も見学することが可能です。普段では見ることの出来ない作品も多く、また、応募者による説明も行われます。見学日程と申込み方法は木の建築賞ホームページをご覧ください。たくさんの方の参加をお待ちしています。

一次選考会の報告と二次選考会の案内

2017.9.7

8月24日、都内会議室にて、一次選考会が行われました。住宅、学校、施設、事務所・店舗、改修、集成材・構法、その他建築、活動と幅広い用途や規模で、総数42作品・活動の応募がありました。

グループ分けした応募シートを机上に並べ、選考委員による投票・審査を行いました。投票数が僅差な作品については、選考委員同士による討論が行われ、最終的に21作品・活動が二次選考会へ進むこととなりました。二次選考会に進んだ作品・活動については応募者の方に直接メールにてご連絡いたします。二次選考会は、石川県金沢市の「金沢学生のまち市民交流館 交流ホールにて」行われます。どなたでも参加できますので、木の建築に興味のある方は是非ご参加ください。

【第13回木の建築賞二次選考会】
10月28日(土)10時開場
会場:金沢学生のまち市民交流館 交流ホールにて
石川県金沢市片町2丁目5番17号

【一次選考通過作品・活動の発表】
おめでとうございます。以下の作品・活動の通過は一次選考を通過いたしました。
二次選考会では応募者による10分間のプレゼンテーションが行われます。
作品の特徴や工夫、様々な経緯など、作品への思いを発表してください。

杉本先生辞退の連絡

2017.9.7

選考委員の杉本洋文氏は、自身の関わる作品が応募される関係で選考委員を辞退されました。